眼科一般

結膜疾患

結膜疾患

結膜に起こる主な疾患は、流行性角結膜炎(EKC)、アレルギー性結膜炎、翼状片があります。

流行性角結膜炎(EKC)はアデノウィルスによる感染が原因です。感染してから1~2週間おくれて症状があらわれます。コロコロしたり、充血、まぶたの腫れ、たくさんの目やにや涙が出ます。10日ほどしてから角膜に炎症が起こり、目がかすむこともあります。抗菌点眼薬で治療します。治るのに2~3週間かかります。アデノウィルスは伝染力が非常に強いので注意が必要です。

アレルギー性結膜炎は花粉などのアレルゲンが付着し、結膜に炎症を起こします。眼掻痒感、眼脂、流涙、結膜充血、浮腫などがみられます。抗アレルギー点眼薬や症状が重たい時はステロイドで治療します。