眼科一般

視力矯正

視力矯正

網膜にうまくピントが合わない状態で、遠視・近視・乱視に分けられます。
当院は視能訓練士が常駐しておりますので適切な視能訓練等含めた治療が可能です。

1. 遠視
遠視は遠くがよく見える目と思われていることが多いのですが、調節をしないとはっきりとは見えません。
強い遠視になると遠くにも近くにもピントが合いません。
遠くがよく見える目は正視です。

2. 近視
近視は遠くを見るときにはピントが合いませんが、近くを見るときにピントが合います。

3. 乱視
角膜の表面がきれいな球面にならず、ひずみがある状態です。
網膜にきれいにピントが合わず歪んだ像が写ります。


【調節麻痺薬による屈折検査(サイプレジン)】
1. 目薬をする理由
物を見るとき、眼の中では筋肉(毛様体)の緊張が起こり、水晶体を厚くしピントを合わせます。
これを『調節』といいます。
正確な検査を行うために、調節を一時的に休ませる目薬を点眼し、屈折検査を行います。

2. 眼薬によって起こる目の状態
調節ができないため、物を見たときピントが合わせにくくなり、特に近くが見えにくくなります。
ひとみ(瞳孔)が大きくなり、光をまぶしく感じます。
※以上の変化は一時的なものですが、通常の状態に戻るには約24時間かかります。
 足下が見えにくくなりますので段差・階段などは十分気を付けてください。

3. 検査の進め方
・両目に一滴ずつ点眼します。
・5分後に再度点眼をします。
・2回目の点眼から約45分後に、詳しく視力検査を行います。視力検査の結果によっては、眼鏡を作成することがあります。