麦粒腫(ものもらい)はなぜ起こるのですか?

まぶたのふちにある毛根や汗腺、眼球に脂を分泌するマイボーム腺が細菌感染して起こります。汗腺やまつげの毛根に感染した場合を外麦粒腫、マイボーム腺の感染を内麦粒腫と呼びます。

麦粒腫(ものもらい)ができたら、どうしたらいいでしょうか?

抗生物質の点眼や内服を行い、目をこすったりしないよう注意します。
膿みが出てしまえば自然に治りますが、病院で切開して膿を出すこともあります。
まずは、受診してください。

白内障になったら、必ず手術しなければいけないですか?

白内障は加齢による変化がほとんどです。基本的には病気というよりは白髪みたいなものです。60歳で7割、70歳で8割、80歳で100%白内障の症状があるといわれています。

手術の適応は患者さん自身の自覚、および客観的検査である矯正視力で決まります。矯正視力で0.5以下では日常生活に支障がきたし、運転される人は矯正視力が0.7以下だと免許の更新ができません。

ですので、60歳過ぎたら年に1回は定期的に視力検査をしましょう。